2019┃自宅練習におすすめの電子ドラム┃初心者┃選び方

2019年12月6日

ruirui です。

自宅練習用に電子ドラムの購入を検討されている方は多いと思います。静音性はもちろん大事ですが、それ以外にもポイントがいくつかあります。

「練習からライブまで電子ドラムで」となると選定のポイントは変わってきますが、ここでは「自宅では電子ドラムで練習して、スタジオ練習や部活、本番ではアコースティックドラムを使う」という人に向けて「感覚ができるだけアコースティックドラムに近いこと」をポイントにしています。

音源は音がしっかりしていること。必要以上の音色数や多機能さはあまり求めなくて良いと思います。

予算もありますので、コストパフォーマンスが良いことも条件になりますね。

  • 静音性
  • アコースティックドラムに感覚が近い
  • コスト面

この3点を中心に見ていきたいと思います。


メーカー

国内ではRoland(ローランド)とYAMAHA(ヤマハ)の2強。ブランドの信頼感はもちろんですが、故障時のメンテナンスなど安心ですね。

その他、AlesisやMEDELI、ATVと言ったメーカーからもパフォーマンスの高いモデルがでています。


選定のポイント

  • パッド(打面)の素材
  • バスドラムの方式
  • ハイハットの方式

この3点は、素材や仕組みがメーカー、モデルによって異なります。それぞれ特長があり、練習には適さない(と思う)ものもありますので、そのあたりに注目して選定ポイントを見ていきましょう。

パッド(打面)の素材

・メッシュパッド

布のような網状素材を用いたメッシュヘッドを使ったパッドです。網目から空気が逃げるため、高い静音性があります。打感はアコースティックドラムに近く、ヘッドの張り具合を調整することもできます。後述のゴムパッドに比べると高価になります。

・シリコンパッド

YAMAHA(ヤマハ)の中位モデル以上に採用されており、リアルな打感が得られます。メッシュパッドと比べると打音は、やや大きいです。

・ゴムパッド

上の2つと比べると、打感、静音性ともに1歩劣ります。打面がゴム製で跳ね返りが弱いのが弱点ですが、コスト面で優れているためエントリーモデルに多く採用されています。

メッシュパッドかシリコンパッドを選びたいですね。ただ、価格があがってしまうので、スネアドラムのみメッシュパッドかシリコンパッドでタムタム系はゴムパッドという選択も良いでしょう。


バスドラムの方式

・ペダルタイプ

ドラムペダルをセットして使い、アコースティックドラムに近い感覚が得られます。
打音、振動は大きめです。

・スイッチタイプ

踏むと鳴るスイッチ方式。エントリーモデルに多く採用されています。
静音性には優れますが、踏むときの感覚はアコースティックドラムとは大きく異なります。

アコースティックドラムの上達を考えると「ペダル式」の一択かな、と思います。


ハイハットの方式

・スタンド装着式

ハイハットスタンドに装着するタイプ。
ペダルの上下動に反応し、自然な踏み心地が得られます。価格は少し高めです。

・コントローラー式

ハイハットコントロールペダルとシンバルパッドが分離しています。
エントリーモデルに多く採用されているタイプです。

演奏の感覚はスタンド式の方が優れているのですが、電子ドラムキットでは中位モデルから採用されているものが多くコスト面で悩むところです。後からグレードアップしたり ローボリューム(小音量)シンバル に変える、などを検討しても良いかもしれません。


おすすめの電子ドラム

「初心者だから安いモデルでよい」ということは決してありません。
初心者だからこそ、ドラムとしてのフィーリングを感じやすく、打感を損ねないモデルで練習して欲しいと思います。

選定ポイントを見ながらコストパフォーマンスが良いモデルを、価格帯ごとにご紹介します。
(2019年11月時点でのネット通販価格を参考にしています。)


全揃い+α の電子ドラム(15万~20万円中心)

この価格帯は選定ポイントをすべてクリアし、なおかつ+α を備えた満足度の高いモデルが揃っています。管理人おすすめの価格帯です。

Roland(ローランド) TD-17KVX-S

Roland(ローランド)の電子ドラム「V-Drums」は上位から「TD-50」、「TD-25」、「TD-17」、「TD1」の4つのシリーズに分類されています。

「TD-17シリーズ」には
・TD-17KVX
・TD-17KV
・TD-17K-L
がラインアップされています。

おすすめは「3シンバル」、「ハイハットスタンド型」の「TD-17KVX」です。

スネアが12インチなのはいいですね。楽器店などで実物を見比べてみると存在感があります。タムも10インチと大きめ。すべてメッシュパッドで消音性もあり、コストパフォーマンスの優れたモデルだと思います。

・バスドラムはペダルタイプ(〇)
・スネアドラムはメッシュパッド(〇) かつ 12インチと大きい(◎)
・ハイハットはスタンド装着式(〇)
・タムもすべてメッシュパッド(〇)
・シンバルが3枚(◎) かつ ライドシンバルはカップが叩き分けできる(◎


YAMAHA(ヤマハ) DTX562KUPGS

YAMAHA(ヤマハ)の電子ドラム「DTXシリーズ」は上位から「DTX900」、「DTX700」、「DTX502」、「DTX402」の4つのシリーズに分類されています。

「DTX502シリーズ」には
・DTX582KFS(KUPGS)
・DTX562KFS(KUPGS)
・DTX532KFS
・DTX522KFS
がラインアップされています。

おすすめは「3シンバル」、「ハイハットスタンド型」の「DTX562KUPGS」です。

DTX562KUPGS は DTX562KFS に シンバルを1枚追加 し 付属ペダルのグレードをアップ したKFSのアップグレードモデルです。
ハイハットスタンド、フットペダル、イスが付属しているので追加予算をかけなくてもいいのは魅力的ですね。この3点もそれなりの金額がかかりますからね^^;

・バスドラムはペダルタイプ(〇)
・スネアドラムはシリコンパッド(〇)8インチ 
・ハイハットはスタンド装着式(〇)
・タムもすべてシリコンパッド(〇)
・シンバルが3枚(◎) かつ シンバルはカップが叩き分けできる(◎)
フットペダル、ハイハットスタンド、椅子 が付属(◎)


ATV EXS-3

ATVの電子ドラムは大きく「aDrums」、「EXS-5 / EXS-3」の2種。エントリーモデルのようなものはなく、いずれも本格的なモデルです。

おすすめはコストパフォーマンスに優れた「EXS-3」です。

すべて10インチのメッシュパッドで静音性の高いモデルです。打感・音源もとても良いです。
またバスドラムのパッドが大きくて安定感があります。打面が大きいのでツインペダルへの対応も安心です。

・バスドラムはペダルタイプ(〇)
・スネアドラムはメッシュパッド(〇)10インチ 
・ハイハットはスタンド装着式(〇)
・タムもすべてメッシュパッド(〇)


コスパ重視の電子ドラム(10万円以下)

前述の「全揃い+α」は管理人おすすめですが、もっと安く揃えたいといった方に。
選定ポイントのひとつ「バスドラムがペダル型」であることを条件にコストパフォーマンスに優れたモデルを選んでみました。

Roland(ローランド) TD-1DMK

Roland(ローランド)の電子ドラム「V-Drums」は上位から「TD-50」、「TD-25」、「TD-17」、「TD1」の4つのシリーズに分類されています。

「TD-1シリーズ」には
・TD-1DMK
・TD-1KPX2
・TD-1KV
・TD-1K
がラインアップされています。

おすすめは「TD-1DMK」です。

TD-1シリーズはパーツのグレード違いというよりは、それぞれコンセプトが違うエントリーモデル群です。
KPXはコンパクトに折りたためるタイプ。KとKVはバスドラムもスイッチ式の安価モデル。

TD-1DMKはすべてメッシュパッドでスネアが8インチのリムショット対応、タムは6.5インチです。バスドラムのパッドがユニークで、ツインペダルがちょうど叩ける横長の形状をしています。

この価格帯で、すべてメッシュパッドなのは魅力的ですね。コストパフォーマンスの優れたモデルだと思います。

・バスドラムはペダルタイプ(〇)
・スネアドラムはメッシュパッド(〇) かつ リムショット対応(〇)

・ハイハットはコントローラー式(△)
・タムもすべてメッシュパッド(〇)
・シンバルは2枚(△)


YAMAHA(ヤマハ) DTX432KS

YAMAHA(ヤマハ)の電子ドラム「DTXシリーズ」は上位から「DTX900」、「DTX700」、「DTX502」、「DTX402」の4つのシリーズに分類されています。

「DTX402シリーズ」には
・DTX452KS(KUPGS)
・DTX432KS(KUPGS)
・DTX402KS
がラインアップされています。

おすすめは「DTX432KS」です。

DTX402シリーズはすべて7.5インチのゴムパッドでハイハットはコントローラー式です。
452と432の違いはスネアのパッドです。452のスネアパッドは3ゾーン(ヘッドおよびオープン/クローズドのリムショット)対応になっています。また、KUPGSはシンバルが1枚追加されています。
フットペダル、イスが付属しています。コスト重視なので追加予算をかけなくてもいいのは魅力的ですね。

・バスドラムはペダルタイプ(〇)
・スネアドラム、タムはゴムパッド(△)7.5インチ 

・ハイハットはコントローラー式(△)
・シンバルは2枚(△)
フットペダル、椅子 が付属(◎)



電子ドラムはおもちゃのような廉価版からライブパフォーマンスに使える本格的なモデルまで多数あります。

今回は「自宅練習に適している」ことを条件に管理人がおすすめできるモデルを5つご紹介しました。

参考にしていただけたら幸いです。

ドラム

Posted by ruirui